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生きがいについて

神谷美恵子『生きがいについて』神谷美恵子コレクション、みすず書房
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人間として一層ゆたかに、いききと生きようとするこの種の欲求をマスローは「成長動機」と呼んで「欠如動機」から区別した。後者の場合には欲求不満による緊張を解除しようとする欲求が働くが、「成長動機」の場合にはむしろわざわざ一層の困難や努力を、すなわち一層の緊張を求める欲求がみられるという(pp52-52)

生命を前進させるもの、つまり、よろこび、勇気、希望などのようなもので自分の生体験がみたされているという感じを人間はすべて求めているとかんがえられる。その欲求の強さには個人差があり、生に対してもともとどん欲にできているひとと、つつましやかに、またはのんきにできているひととがある。…しかしまた、たえず飢えかわくように「生存充実感」を求めずにいられないひとは、精神的に苦労が多いかわりにその求めかた次第によっては、人間の存在の深みをさぐることにもなり、いっそうゆたかな生きがい感を体得することもできる。(pp54-55)

現在の幸福と未来の希望と、どちらが人間の生きがいにとって大切かといえば、いうまでもなく希望のほうであろう(pp62)

いずれの場合にも、他人の眼に対して業績をあげることや自尊心を保つことが第一の問題ではなく、何よりも自己に対して、自己を正しく実現しているかどうか、に関係した欲求であると思われる。もしこの意味で自己にもとっているならば、外面的、対人的にどんなに立派にみえようとも、心の底にはやましさの意識がひそんでいて、心の眼はーそしてしばしば肉体の眼までも、自己をも人生をも正視することができなくなり、横眼づかいや上眼づかいをするようになる。(pp72)

「めちゃめちゃに壊されてしまった」自分たちの生すらそれが平和への礎になるならば、その代価としての意味がある。ぜひ意味あらしめたい!というのは多くの被爆者たちに共通な願いである。人間はみな、自分の生きていることに意味や価値を感じたい欲求があるのだ。(pp75)
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